ご依頼者様たちの笑顔に接して。

先日、「あしあとムービー」のご依頼を頂き、静岡県浜松市まで撮影に行ってきました。

 

私とカメラマン、そしてご依頼者である息子さんの三人で東京を出発。

夏休みということもあり、高速道路は若干混んでいましたが、途中で弟さんとも合流し、約4時間でご高齢のお母様がお住いのマンションに到着。

 お母様は「東京から遠かったでしょう?本当にご苦労様!」と温かく迎えてくださいました。

 

撮影スタイルは主役であるお母様に息子さんお二人がインタビューする形式。

いつもお母様が過ごされているリビングでの撮影は気楽に喋れるという点でベストの選択でした。

 

当初から息子さんに「母はものすごいお喋りなので話がかなり脱線すると思います」と仰っていましたが、息子さんの予想通り、それはそれはたくさんのことを話されました(笑)

 

でも撮影していて思ったのは、お母様がすごく楽しそうだったということ。

 

お父様はすでに他界されていて今はご家族三人。

息子さんたちはそれぞれ独立されていてお母様はお一人暮らし。

三人でお母様のこれまでの人生を語り合うという機会は中々なかったのではないでしょうか。

 

約1時間の撮影を終え、私たち含めしばし談笑タイム。

そして撤収。

 

お母様から「みんなで写真を撮りましょう!」と言ってくださり、お母様を中心に息子さん、私たちで記念撮影。

 

最後、お別れの時も「本当にありがとうね!気をつけて帰ってね!」と、何度も手を握ってくださって…

私も名残惜しく、何度も「どうかお元気で!」と繰り返していました。

 

現地滞在時間より移動時間の方が圧倒的に長かった今回の撮影でしたが、お母様の笑顔と元気が、編集作業のモチベーションを高めてくれます。

 

お母様!完成を楽しみにしててくださいね!

 

絶対いい作品にしますから!

 

(隈元)